2008-12-22から1日間の記事一覧

りゅうの俳句1265

・この次の 合格したる 短歌かも ・あのうろこ はてなされたし 万年青かな ・あの竜の 合格しては きものかも ・この竜の 読んでくださった まわりだね ・あの体が 話したれば 網戸かな

平成の歌1

武田軍の狼煙をあげし跡地とぞ わが住む丘を遠く見放くる 庭隅に娘の植ゑゆきしスズランの 赤き実濡らして時雨過ぎ行く 戸締りを忘れし二階の部屋内に 十三夜月明るく照らす まとまらぬ歌を心に歩みゆく 夕べ枯葉の音たてて舞ふ

明神さまの姿をみた少女

明神さまの姿をみた少女12 何千匹といた赤いくじゃくちょう は、どこへいってしまったのでし ょうか。 あちこちさがしましたが、一匹も いません。 明神さまの所へ案内してくれた小 鹿も、どこにもいませんでした。 少女は何本かの松虫草の花をたお ると、…