2009-01-04から1日間の記事一覧

りゅうの俳句1278

・あの奥は 行ったのだろう 黄金なり ・このペンは とびだしました 短歌かも ・行く先や 行ったのだろう ハイクなり ・あの奥を つきとめようぜ つきとめよ ・このペンが 行ったのだろう 夫なり

平成の歌14

花見むと来しユリの木の枯れがれて 根元に一枝伸び立つ緑 歌などは教へられるべきものにあらずと 詠まれし先生のみ歌心に沁みぬ 去り難く娘と立つ墓辺に在りし日に 夫の植ゑたるハナノキの花 梅雨明けて夏の日光の漲る庭 蝉のぬけ穴日毎増しきぬ

黄金色のまゆ玉

黄金色のまゆ玉2 「うす暗くて、だれだかわからんわ」 「歩いているのだから、湖へ落ちた わけでもあるまい」 「まったく、人さわがせな人だのぅ」 「おお、寒い! かぜをひくぞ。 早く家に帰ろう」 そういって、人々は家の中へ入りま した。 次の朝。 「な…