火とぼし山55 会うたびに、十分二十分と、早く なっていったのです。 「きよちゃん。今夜は、ずいぶん 早かったね。 いつもより早く家をでたの」 ふしぎに思い、次郎が聞きました。 「いつもと同じ時間よ」 きよは、そういいました。 でも、いつもと同じ時…
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