[童話]火とぼし山 火とぼし山 5 第一章 次郎、西の村へ 3 きよと次郎は、土手一面に咲いていた福寿草の 花を、なつかしく思い出しました。 「やっとみつけたぁ」 そういって、二人でとびあがって喜んだことも 思い出しました。 「次郎さん。また福寿草の花…
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