[童話]福寿草になった少女 福寿草になった少女 15 どこをさがしても、黄金色の花など、ひとつもありま せん。 枯葉が一面に落ちているだけでした。 福の足音と、鈴の音だけが、静かな山の中にひび きわたります。 どのくらいの時間がすぎたのでしょうか。 …
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