もずが鳴いています。


裏の林で、もずが「きちきち」と鳴いて
います。
もずというと、サトウハチローさんの詩・
「小さい秋」にもあるように、秋の鳥という
イメージが強いですね。
でも、初夏にも甲高い声で鳴いています。


     「小さい秋」


   サトウ ハチロー 作詞
   中 田 喜 直  作曲


   誰かさんが 誰かさんが 
   誰かさんが 見つけた
   小さい秋 小さい秋 
   小さい秋 見つけた

   目隠し鬼さん手の鳴る方へ
   すましたお耳に かすかにしみた
   呼んでる口笛百舌の声
   小さい秋 小さい秋 
   小さい秋 見つけた


    
万葉集」にも、こんな歌があります。


 原文:  秋野之 草花我末 鳴百舌鳥
      音聞濫香 片聞吾妹

 作者:  不明

 よみ:  秋の野の 尾花(をばな)が
     末(うれ)に 鳴くもずの 
     声聞きけむか 片聞け我妹(わがせ)



     昨年の日記より 


   小さな狩人・もず

http://d.hatena.ne.jp/youko510/20050607