父の命日 - みほようこの日記

今日は、父の命日。
父がなくなったのは、昭和５３年９月５日。
その年は、今年のようにとても暑い夏でした。
梅雨が明けてから、５０日近くも雨が降らず、暑い
夏でした。そして、九月になっても、残暑が厳しか
ったのをおぼえています。

父がなくなって、今年で２８年になります。
月日のたつのは、本当に早いものです。
父といれかわるようにして生まれた甥も、先日結婚
しました。　

父とは、３５年間しか共に暮らすことはできません
でしたが、私は父からたくさんのことを教えてもら
いました。
父は、小鳥や花が好きな心のやさしい人でした。　
わたしたち四人の兄弟を、大切に大切に育ててくれ
ました。

　　童話「ふしぎな鈴」のあとがきより

人はなくなると、その人の魂は、どこへ行くのでし
ょうか？

大好きな父がなくなった夜、私は不思議な体験をし
ました。　父の魂が、美しい黄金色の鳥にのって、
どこかへとんでいくのをみました。

神様は「人はなくなっても、その人の魂は、永遠に
生き続けるのだよ」ということを、父の死を通し、私
にそっと教えてくれたのかもしれません。

・・・・・というわけで、父がなくなった夜み
た光景を、こどもたちに伝えたいと思い、「ふ
しぎな鈴」という本を「鳥影社」で作っていた
だきました。おおぜいのこどもたちに、こども
たちだけでなく大人のかたにも、ぜひ読んでい
ただきたいと思います。

「ふしぎな鈴」の本は、昨年九月、
http://www.choeisha.com/
から、発行されました。

ホームページに、父がなくなった時の様子を書いた童話
「朝顔のエスカレーター」・「じいじとせみ」がのせて
あります。

　　　朝顔のエスカレーター

　　　　じいじとせみ