2008-12-19 昭和60年代の歌36 母の短歌 父君の葬りにも帰れぬ嫁に代り 心さびしみみ骨を拾ふ とう立ちて出荷のできぬ白菜が 畑に白く乾きて並ぶ 咲きつぎし紫蘭の花も終りたり 先生偲び夕庭に立つ 庭隅にはびこりしクラマゴケ 朝の木漏れ日にあやしく光る