白駒の池物語 - みほようこの日記

　　　　白駒の池物語１

「白駒の池物語」は、信州佐久に
ある「白駒の池」に伝わっている
話をヒントにして、みほようこが
書いた物語。

「次の日」「次の日」と押せば、
「白駒の池物語」を続けて読むこ
とができます。

　　　「白駒の池物語」より

「私は、なくなった母が大好きで
した。祈りの大切さを教えてくれ
たのは、母です。
母は、みんなが無事に暮らせます
ようにと、毎朝祈っていました。
そんな母の姿をみて、私は大きく
なりました」

「私は、あなたが七才になった時、
あなたの家へ白駒を送りました。
あなたがどんな娘に育っているか、
心配だったからです」

「白駒を湖のほとりに置いたのは、
女神さまでしょうか」
「はい。森へきのこをとりにきた
おとうさんに、白駒を拾ってもら
えるように、湖のほとりに白駒を
置きました。