2009-01-05 平成の歌15 母の短歌 木漏れ日に浮きたちて見ゆ岩煙草 紫の花に亡き夫偲びぬ 母に似し姉と語れば遠き日の 母の仕草の蘇りくる 子等の幸は親の仕合わせと言ひし母の心を 年経てわれも知りたり 筆まめなりし夫の命日に娘夫婦 便箋とペンを供えて行きぬ