2009-01-23 平成の歌33 母の短歌 たそがれて尚厳しき暑さのほてり残る 入り来る風の生あたたかし 幾度も鍵をたしかめ床に入る ことにも馴れて老いひとり住む 緑増し稲田の水面せばまりて ウリカワの白花風のまに見ゆ 残暑の中咲く松葉ボタンの花閉ざす 時も日毎に早くなり来ぬ