瑠璃寺の青獅子10
道具の手入れが終わると、寺へ行っ
て、祭につかう獅子頭をみせてもら
いました。
そして、獅子舞の様子を聞きました。
「たった一本の手綱で、屋台と獅子
をたくみにあやつっているのは、宇
天王なのじゃ」
「屋台といいますと?」
「瑠璃寺の獅子舞は、屋台を使って
いる。大きな木の枠に車輪をつけ、
骨組みをつくる。
そして、その上に幌をかけるのじゃ。
屋台の長さは、約七メートル。
幅は、二メートル。
高さは、二メートルくらいあるかのぅ」
「大きな屋台なのですね。屋台の中
へ、何人入るのですか」
つづく
昨日の分は、こちら
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童話「瑠璃寺の青獅子」は、
信州高森町にある瑠璃寺に伝わっ
ている「青獅子」の話をヒントに
して、みほようこが書いたもの。
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