古代出雲の王 大国主命


   沼河比売 16


出雲には、須勢理比売(すせり
ひめ)やイナダヒメなど、おお
ぜいの妃がいます。
中でも、本妻の須勢理比売のや
きもちは有名でした。



玉造り集団の責任者だった沼河
比売は、「越の翡翠の権利を守
らなくては」という気持が強かった
のでしょうか。



大国主命は家来に命じ、沼河比
売が寝ている間に船にのせ、七
尾港へ運ばせました。


    つづく