諏訪の神話「尾掛松」


     尾掛松 4


「一体いつまでわしらを待たせ
る気だ」
待ちくたびれた気の短い神様が、
おこりだしました。



すると・・・。
「わしは、さっきからここにい
るぞ」
上の方から、大きな声が聞こえて
きました。



「どこにいるのじゃ」
神様たちは、あたりをみまわしま
した。
天井をみた神様たちは、「あっ」
といったきり、真っ青になりました。


       つづく