古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)20


その後。
伊耶那美命は、黄泉津大神(よも
つおおかみ)、黄泉国の坂をふさ
いだ巨岩は、黄泉戸大神とよばれ
るようになりました。



また、黄泉比良坂は、現在の出雲
の国のいふや坂ではないかといわ
れています。



伊耶那岐命は、筑紫の日向の橘の
あわき原に着きました。
「わしは、なんと醜いけがれた国
へ行っていたものだ。 体につい
たけがれを、川で洗って清めよう」
伊耶那岐命は、みそぎをしました。


     つづく