古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)22


鼻を洗った時に生まれた神が、須
佐之男命でした。
「わしは、長い間たくさんの子を
生んできた。 最後に、わしは、
三柱の尊い子を生むことができた」
伊耶那岐命は、うれしそうにいい
ました。



そして、首飾りの玉の緒を、天照
大御神に授けました。
天照大御神よ。おまえは、高天
原を治めなさい」
「月読神よ。 おまえは、夜之食国
(よるのおすくに)を治めよ」


      つづく