古事記神話「古事記物語」


伊耶那岐命(いざなぎのみこと)と
伊耶那美命(いざなみのみこと)25


伊耶那岐命は、須佐之男命をよび、
厳しくしかりました。
「おまえは、海原を治めずに、な
ぜ泣きわめいているのだ」



「大好きな母がいる根之堅州国へ
行きたいと、毎日泣いていたのです」
「そんな勝手なことは許さん。
さっさと出ていけ」
伊耶那岐命は、須佐之男命を追放
しました。


     つづく