古事記神話「古事記物語」


   大国主命


   国譲り 7


最後に下界へ降りていったのが、
御雷神(たけみかずちのかみ)
と天鳥舟神(あめのとりふねの
かみ)。



二柱の神は、出雲のいざさの浜に
おりました。
二神はとつかの剣(つるぎ)を抜
くと、波頭に剣をさかさまにつき
たて、剣の先にあぐらをかき座り
ました。
そして、大国主命と直談判しました。


      つづく