風の神様からのおくりもの


 風の神様からのおくりもの 4


「どうもあの家らしい」
神様は、光っている家をめがけて
おりていきました。



「どうか赤ちゃんを…どうか赤ちゃん
を助けてください。お願いします」
「神様、どうか孫を助けてください
ませ」



「この子は、おそらく助からないだ
ろう。 たとえ助かったとしても、普
通の生活はできないだろう。 かわい
そうに…」


       つづく