竹取物語


くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 20


かぐや姫は、訴えた金工たちをよん
で、たくさんの褒美を与えました。
金工たちは、「期待したとおりだった」
といい喜んで帰りました。



ところが・・・。
その帰り道、皇子は、金工たちを血
が流れるまでたたいたのです。
そして、金工たちがかぐや姫からも
らった褒美を全部とりあげ、自分の
物にしてしまいました。
工匠たちは、無一文になり逃げ帰り
ました。
 

           つづく