2017-05-08 竹取物語 童話 帝のお召しに応じないかぐや姫 4 そのことばを聞いたかぐや姫は、 「私が、帝の命令にそむいたとい うのなら、私を殺していただいて けっこうです」といいました。 使者の房子は、内裏へ帰り、かぐ や姫のことばを帝に伝えました。 すると、帝が、 「それが、おおぜいの男の心を乱 してきたかぐや姫のことばなのだ ろうね」といいました。 その時は、かぐや姫のことをあき らめた帝でしたが、帝はかぐや姫 のことを忘れることができません でした。 つづく