天照大御神と須佐之男命


 天照大御神須佐之男命 6


左と右の手に巻いた玉から生まれ
た神が、活津日子根命(いくつひ
こねのみこと)と熊野久須卑命(く
まのくすひのみこと)。
五柱の男の神が生まれました。



「後から生まれた男の神は、私の
持物から生まれたから、当然私の
もの。先に生まれた女神は、おま
えの子である」
天照大御神がいいました。



すると、須佐之男命が、「わしの
心が清いから、おとなしい女神ば
かりが生まれたのじゃ。だから、
わしの勝ちだ」と、じまんしました。


        つづく