竹取物語

[童話]竹取物語


   竹取物語 26


第四章 くらもちの皇子と蓬莱の玉の枝 1


くらもちの皇子は、はかりごとにた
けた人でした。
「体の具合が悪いので、筑紫の温泉
へ行き療養してきます」
そういって、朝廷から休暇をもらい
ました。


そして、かぐや姫には、「これから
玉の枝をとりに行ってきます」と、
使者に伝言させました。
皇子に仕えている人たちは、難波ま
でみんなで見送りをしました。


      つづく