2018-12-01 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 竹取物語 62 第五章 阿倍の右大臣と火鼠の皮衣 11 「この皮衣を火にくべて、それで も焼けなけなかったら、本物でし ょう。もし皮衣が焼けなかったな ら、あのかたと結婚します。 じいは、この世にひとつしかな い物だから、本物だと思えとい うけれど、私は本物かどうか皮 衣を焼いて確かめたいのです」 姫が、いいました。 おじいさんは、安倍に「娘がこ のようにいっております」と伝 えました。 つづく