2019-01-13 竹取物語 [童話]竹取物語 竹取物語 104 第八章 帝のお召しに応じないかぐや姫 7 「帝が、かぐや姫が宮仕えをして くれたら、じいに五位の位をくだ さるそうだ。それでも、姫は宮仕 えをしないつもりかね」 「私は、宮仕えをするつもりはあ りません。じいが、無理に宮仕え をさせるなら、私は死にます」 「姫、何をいうのだ。姫が死んで しまうなんて・・・。じいは、爵 位などいらない。でも、姫は、な ぜ宮仕えをしないのか。死ななく てはならない訳でもあるのかね」 つづく