竹取物語

[童話]竹取物語


   竹取物語 107


第八章 帝のお召しに応じないかぐや姫 10


「それはいい考えかもしれません。
娘がぼんやり何か考えている時に、
急においでになれば、娘をみるこ
とができると思います」
おじいさんは、いいました。


帝は、急いで狩りの日を決め、狩
りに出かけました。
そして、姫の家へ寄りました。
帝が、家の中へ入ってみると、美
しい姫が座っています。
今までみたことのない美しさでした。


     つづく