2019-01-28 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 竹取物語 119 第八章 帝のお召しに応じないかぐや姫 22 むしろ、悲しい気持でいっぱいです。でも、 月の国へ帰ってきなさいと命令されれば、 いやでも帰るよりしかたがありません」 姫は、おじいさんとおばあさんと一緒に泣 きました。 使用人たちも、長い間、優しい姫と暮らし てきたので、姫が月に帰ってしまうと聞き、 悲しい気持でいっぱいでした。 どの人も水さえ喉に通らないほど、かぐや 姫のことを心配しました。 つづく