古事記神話「古事記物語」25
天照大御神と須佐之男命 5
次に、須佐之男命がうけいを。
姉の八尺(やさか)の勾玉の髪飾りを借り、
井戸でその玉を清め、はき出した時に生ま
れた神が、天之忍穂耳命(あめのおしほみ
みのみこと)。
右と左のみずらに巻いた玉から生まれた神
が、天之菩卑能命(あめのほひのみこと)
と天津日子根命(あまつひこねのみこと)。
左と右の手に巻いた玉から生まれた神が、
活津日子根命(いくつひこねのみこと)と
熊野久須卑命(くまのくすひのみこと)。
五柱の男の神が生まれました。
つづく