2019-08-12 火とぼし山 童話 [童話]火とぼし山 火とぼし山 34 第四章 一ヶ月に一度の出会い 8 「なんか、はずかしくて。そんなにしょっち ゅう家に帰るのはおかしいと、主人にといつ められた。だから、きよちゃんのことを話し たんだ」 「そうしたら、なんていったの」 「きよちゃんとは、月に一度、会ったらどう かといわれた。野良の仕事が忙しいから、そ ういったのだろうけれど」 「一カ月も、次郎さんに会えないなんて、私さ みしい」 そういって、きよは家に帰っていきました。 つづく