2019-10-09 火とぼし山 童話 [童話]火とぼし山 火とぼし山 92 第七章 新しい出発 22 「きよ、よろしく」 おばあさんが、にこにこしながらいいました。 「こちらこそ、よろしく。お世話になります」 「こんなかわいい人と暮らせるなんて、私うれし いわ」 おばあさんはうれしそうでした。 「きよ。外へでてみましょう。静岡は、暖かくて 良い所ですよ」 手長がいいました。 外へでると、目の前に富士山が見えました。 「わぁー、富士山だ」 富士山が好きなきよは、大喜びでした。 つづく