2019-12-09 赤い夕顔の花 童話 [童話]赤い夕顔の花 赤い夕顔の花 5 盛永は、重臣たちの忠告をききません。 家臣の中にも、おごりたかぶっている盛永 に、不満をもっているものが大勢いました。 中には、吉岡城の下条時氏に通じていたも のもいたようです。 盛永は、鹿狩りが大好きでした。 ひまがあると、弓や鉄砲を持って山へでか けます。 夢中で鹿狩りをしているうちに、山で働い ているきこりや、道を通る旅人を傷つけて しまったこともありました。 つづく