2020-01-02 赤い夕顔の花 童話 [童話]赤い夕顔の花 赤い夕顔の花 28 犬坊は、盛永やお万・長五郎とすごした三年 間を、なつかしく思い出しました。 三人とすごした三年間は、とても楽しい生活 だった。 でも、辛いことも多かったなと、犬坊は思い ました。 盛永さまに気にいられたことで、家臣たちか らしっとされ、いやな思いをしたことも何度 もありました。 領民や家臣たちから盛永さまの悪口を聞くた びに、くやしい思いをしたこともありました。 つづく