[童話]ふしぎな鈴
ふしぎなリュック 3
先生は、春休みに三浦半島へ旅行に行きました。
油壷を訪れた時、とてもなつかしい気がしました。
「初めてきた場所なのに、なぜなつかしい気がする
のだろう」
先生はふしぎに思いました。
「かなはなんて清らかな目をしているのだろう。こん
な目をした人と、いつかどこかであったことがあるよ
うな気がする。どこであったのだろうか」
先生は、かなのことが気になってしかたがありません。
古杉先生がこの学校にきてから、二週間くらいたち
ました。
かなとりゅうは、丘の上へ散歩に行きました。
つづく
「ふしぎな鈴」は、みほようこの三冊目の童話
「ふしぎな鈴」に収録されています。
https://mihoyouko.web.fc2.com/douwasyuu3.html
「ふしぎな鈴」の価格は、現在 1540円です。