女神さまとの約束

[童話]女神さまとの約束


    女神さまとの約束 20


「白駒。とうちゃんは、だいじょうぶかしら?」
「女神さまが守ってくださっているから、おとうさんのこ
とは心配しなくてもだいじょうぶですよ。ふくさん、これ
からどうしますか」
「もう少し、黄金色の花をさがしてみます。白駒、おね
がいしますね」
ふくは、あらためて白駒にお願いしました。


ふくと白駒は、再び黄金色の花をさがして歩きました。
今度は馬からおりて、岩の裏までさがしました。
それでも、黄金色の花はみつかりません。
あきらめて家に帰ろうとした時、硫黄岳のけわしい岩
場の方から、かいだことのないにおいがしてきました。


             つづく





童話「女神さまとの約束」は、みほようこの五冊目の
童話集「竜の姿をみた少女」に収録されています。

https://mihoyouko.web.fc2.com/douwasyuu5.html




童話集「竜の姿をみた少女」の価格は、現在 1540円です。

女神さまとの約束

[童話]女神さまとの約束


    女神さまとの約束 19


「白駒、今までに黄金色の花をみたことがある?」 
「いいえ。私は、いつも女神さまといっしょですが、
黄金色の花はみたことがありません。昨夜、女神さ
まからふくさんと一緒に黄金色の花をさがすように
といわれ、その花が八ヶ岳に咲いていることを初め
て知りました」


ふくと白駒は、朝からずっと走りまわっていたので、
くたくたに疲れていました。
白駒も、はぁーはぁーと、荒い息をはいています。
「白駒、疲れたでしょ。少し休みましょうか」
「けわしい山道だから、疲れますね。ふくさんも疲れ
たでしょ」
ふくと白駒は、少し休みました。


             つづく





童話「女神さまとの約束」は、みほようこの五冊目の
童話集「竜の姿をみた少女」に収録されています。

https://mihoyouko.web.fc2.com/douwasyuu5.html




童話集「竜の姿をみた少女」の価格は、現在 1540円です。