2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

平成の歌40

無人駅に遇へる媼は嫁の悪口 言ひてすっきりせしと笑へり 百五十人分のおでん作らむと大根こんにゃく 竹輪を刻む今日文化祭 りんご園に霜除けの風車音立つる 亡き夫初任地の高森に来ぬ 事故にあひ立てぬ野良猫に牛乳を 人にもの言ふごと娘は呑ませをり

りゅうの俳句1305

・あの空は はてなするのは 童話だね ・あの俳句 けいこされたし おかあさん ・あの雪を 心配された ヒントかも ・この舞で けいこされたし おかあさん ・この舞は 心配すなる 童話だね

りゅうの俳句

りゅうの俳句1299 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090125#p3 りゅうの俳句1300 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090126#p4 りゅうの俳句1301 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090127#p4

ぼたんの芽

「花のほほえみ」より ぼたんの芽

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080129#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 「竜の姿をみた少女」を続けて読 むことができます。 「竜の姿をみた少女」より 「がばっ」 「がば、がばっ」 「ばしゃっ」 遠くで大きな音がしました。 そし…

りゅうの俳句1304

・この歌の 約束すなる 短歌かな ・あの竜で 約束したら つぼみかな ・南天や 約束したる 童話かも ・この俳句 約束された 童話なり ・南天に 約束したり 短歌かな

平成の歌39

幾すじか光る娘の白髪見て われの齢を沁みて思ひぬ 九十分で地球を一周するといふ 宇宙博の宇宙船に今し乗り込む 夫逝きし年となれる誕生日 夫の分迄生きよと子等言ふ 雲一つなき茜空教会の 白き十字架浮き立ちて見ゆ

りゅうの俳句

りゅうの俳句1296 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090122#p3 りゅうの俳句1297 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090123#p4 りゅうの俳句1298 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090124#p4

花のほほえみ

「はてなフォトライフ」の 「花のほほえみ」を、更新しました。 ほとけのざ・いぬのふぐり・梅つ ぼみ・ぼたんの芽などの写真をの せました。 「花のほほえみ」より 梅のつぼみ 花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/ 花のほほえみ2 http://f.hat…

りゅうの俳句1303

・あの竜の 話するのは 姿なり ・この女神 約束された 俳句かも ・銀色や 話されたし 風の神 ・あの花は 押してください 姿だね ・そのきもの 押してください 姿だね

平成の歌38

思ひ来し宇宙博に娘と来り 夢心地して「ミール」に乗り込む 寝込みし時に己の為に縫ひためし むつきが母の箪笥にありき 冬枯れの庭に亡き母の生家より もらひ来りし葉蘭勢ふ 夫使ひ子も使ひたる広辞林 テープを貼りて補ひ使ふ

まんさく

「花のほほえみ」より まんさく

火とぼし山

火とぼし山1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080315#p1 「おみわたり」で有名な信州の諏訪 湖には、「火とぼし山」という悲し い伝説があります。 「火とぼし山」は、その伝説をヒン トにして、みほようこが書いた物語。 「火とぼし山」より きよは、意識…

りゅうの俳句1302

・その吹雪 約束された 物語 ・あの庭が もどらないまま 吹雪だね ・南天や 約束すなる 童話かな ・あの女神 約束される 吹雪だね ・あの歌は 約束しては 土産かも

平成の歌37

羽場先生終の選なる十月の ヒムロ歌稿を淋しみて書く 文明先生の菩提寺よりの友の土産 開運鈴の音色やさしき 年毎に転入者多きわが部落 住宅地図見つつ通知配り行く 地に這ひて草紅葉の中タンポポの 小さき花が淡々と咲く

ふきのとう

「花のほほえみ」より ふきのとう

ふしぎな鈴

ふしぎな鈴1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20081110#p1 「ふしぎな鈴」は、みほようこの 三冊目の童話。 2005年9月、「鳥影社」から 発行されました。 リーン・リーン・リーン。… 五百年の時をへて、心やさしい小 桜姫と現代の少女をむすぶ、美し い…

りゅうの俳句1301

・あの童話 押してください ハイクかも ・この花で はてなしたれば つぼみなり ・その姿 のせてあります 姿かも ・この花を 更新したる 俳句だね ・あの体の 意識されたし 物語

平成の歌36

雨止みし夕べの庭に色褪せし アヤメの花の雫滴るるを摘む 墓掃除終りて在りし日夫の植ゑし ハナノキの木陰に娘と茶をのむ 株張らず早続きに下草枯れし 里芋に深々と土寄せをする 餅を焼き大根を煮てごぜ達を もてなし居りし母の面影

はてなハイク

dowakanはてなハイク http://h.hatena.ne.jp/dowakan/ 「春の花」を、たくさんのせてあります。 ページの最後までいったら、 「次へ」を押してください。 「春の花」をどうぞ。

きあげは

「花のほほえみ」より きあげは きあげはの羽化 http://www.geocities.jp/dowakan/kiageha_syasin.html

りゅうの俳句1300

・あの花で のせてあります 俳句なり ・下草に 掃除されたし 雫だね ・あの梅の もどらないまま 俳句かな ・この花は 新築したる 南だね ・あの梅が はてなするのは 俳句かな

平成の歌35

摘みてたのし食ひてうましと子規言ひし 土筆摘みきて胡麻和へにする この坂を杖にすがりて妻君の 墓参りされたる先生思ふ 錦木の散りしく小花払ひつつ 木下に植えし三つ葉を摘みぬ 夕風に細波たてる隣田に 今年は新築の家の灯揺らぐ

きあげは

「花のほほえみ」より きあげは 何年か前、わが家で羽化したきあげは

赤い夕顔の花が咲いた

赤い夕顔の花が咲いた1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080805#p1 「赤い夕顔の花」は、信州の最南 端にあった「権現城」に伝わって いる話をヒントにして、みほようこ が書いたもの。 「赤い夕顔の花が咲いた」より 三人が農家の庭先を立ち去ろうと した…

りゅうの俳句1299

・そのハイク はてなしたれば 俳句かな ・この花が 更新される 俳句かな ・この花が はてなされたし 南かな ・その俳句 結婚したる 俳句かな ・この花を 新築すると ヒントなり

平成の歌35

クレーン車の大き手が吊るユニットを 重ねて忽ち家の形整ふ 三十円の値札つきしまま亡き夫の 買い置きし小刀錆びて出できぬ 己が為のみの栄養バランスを考へて 厨に立ちて馴れきぬ 年金の現状届けをだし来て 今年も健やかに生きたしと思ふ

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080129#p1 「竜の姿をみた少女」より 「おじいさんは、兄さんたちにう らぎられた時、どうしたの」 「わしは、心から信じていた兄た ちに、湖の深いふちにつき落とさ れた。 びっくりしたけれど、わしは…

りゅうの俳句1298

・この梅は はてなされたし つぼみかも ・あの鈴の 意識されたる 童話かも ・あのおなご もどらないまま 童話かも ・この山を 意識したれば 童話なり ・この山で もどらないまま おなごかも

平成の歌34

足止めて珍しみ見る石切場 機械の上に小さき虹たつ 毛利さんのスペークシャトルからの宇宙授業 始まるを待つ心たかぶりて 雨に濡るる野菊の花にまた寄りて 足りし心に去る左千夫記念館 在りし日に夫の植ゑたるベニマンサクの 花を濡らして時雨過ぎゆく