2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

こすもす

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天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 18 大宜都比売神の頭からは蚕が、二 つの眼から稲の種子が、二つの耳 から粟が、鼻から小豆が、女陰か ら麦が、尻から大豆がなりました。 神産巣日神(かむむすひのかみ) は、それらを五穀の種としました。 おわり

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 17 須佐之男命は、大宜都比売神(お おげつひめのかみ)に何か食べさ せてほしいとお願いしました。 すると、鼻や口や尻から、美味しい ものをいろいろとりだし、料理をして 皿に盛りつけ差し出しました。 その様子をみていた須佐…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 16 天照大御神が岩屋からでてきた ので、高天原も葦原中国も明るく なりました。 長く続いた真っ暗な夜は、こうし て終わりました。 神々は、このさわぎの原因をつく った須佐之男命に、たくさんの祓 えものを背負わせ、長いひげを…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 15 すかさず、天児屋命(あめのこや のみこと)と布刀玉命(ふとたま のみこと)が、大きな鏡を差し出 し、天照大御神にみせました。 天照大御神は、少しずつ戸から 出てきて、鏡に映った姿をのぞき ました。 その瞬間、戸の脇に隠…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 14 そのさわぎを聞いた天照大御神は、 「何をさわいでいるのかしら」と、岩 屋の戸を少し開けました。 「私が岩屋にこもっているので、高 天原も葦原中国も真っ暗なはずな のに、なぜ天宇受売命は楽しそう に踊り、神々たちは大笑…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 13 そして、足をとんとんと踏み鳴ら しながら、楽しそうにおどり始め ました。 しばらくすると、天宇受売命は、 乳や腹やももをまるだしにして、 くるったようにおどりだしました。 その様子をみた神たちが、「わぁー っ」と大声で…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 12 この幣を、布刀玉命(ふとたまの みこと)が捧げ持ち、天児屋命(あ めのこやのみこと)が祝詞をあげ ました。 戸の脇には、天手力男神(あめの たぢからおのかみ)が、天照大御 神を岩戸からひきだすために隠れ ています。 天…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 11 一方、安の河の川上にある堅い石 と金山の鉄で大きな鏡を、八尺の 勾玉をたくさんつけた玉飾りも作り ました。 そして、香山(かぐやま)のカニワ 桜の皮をもやし、雄鹿の肩の骨を 焼いて占いをしたのです。 神のおつげで、香山…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 10 高天原にいるすべての神が、天の 安の河原に集まり、どうしたら天照 大御神が岩屋から出てきてくれる か、みんなで相談しました。 高御産巣日神(たかみむすひのか み)の子で、一番かしこい神といわ れている思金神(おもいか…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 9 その様子をみた天照大御神はこ わくなり、天の岩屋の戸を開け、 中に閉じこもってしまいました。 太陽の神である天照大御神が 岩屋に隠れてしまったので、高 天原も葦原中国も真っ暗にな ってしまいました。 真っ暗な夜が、何ヶ月…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 8 その後。 須佐之男命のいたずらは、だんだ んにひどくなっていきました。 ある日。 天照大御神が、はた織り小屋で女 神たちに布を織らせていた時。 須佐之男命は天井に穴を開け、皮 をはいだ斑入りの馬を、その穴か ら落しました…

天照大御神と須佐之男命 

天照大御神と須佐之男命 7 天照大御神に勝った須佐之男 命は、田のあぜをこわしたり、溝 を埋めたり、大嘗(おおにえ)を する神殿に、くそをまきちらした りしました。 「くそのような物は、弟が酔って はいたのでは」 「田のあぜをこわしたのも、溝を 埋…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 6 左と右の手に巻いた玉から生まれ た神が、活津日子根命(いくつひ こねのみこと)と熊野久須卑命(く まのくすひのみこと)。 五柱の男の神が生まれました。 「後から生まれた男の神は、私の 持物から生まれたから、当然私の もの…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 5 生まれた子は、多紀理比売命(た ぎりひめのみこと)・狭依比売命 (さよりひめのみこと)・多岐都比 売命(たきつひめのみこと)。 三柱の女神が生まれました。 次に、須佐之男命がうけいを。 姉の八尺(やさか)の勾玉の髪飾 り…

天照大御神と須佐之男命 

天照大御神と須佐之男命 4 「弟よ。邪心がないことを、どう やって証明するの」 「こどもを生んで、あかしをたて よう」 「じゃあ、そうしましょう」 天照大御神と須佐之男命は、天 の安の河をはさんで、うけいをし ました。 最初に、天照大御神がうけいを…

天照大御神と須佐之男命 

天照大御神と須佐之男命 3 そして、右手に弓を持つと、弓を つきたて、足が埋まるほど大地を 強くふみならしました。 すると、あたり一面に、庭の土が 粉雪のように飛び散りました。 戦う準備ができた天照大御神は、 須佐之男命がやってくるのを待ち ました…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 2 「弟がここへ来るのは、なにかた くらみがあるにちがいない。わが 国をうばおうと思ってやってきた のではないか」 天照大御神は、急いで髪をとくと、 みずら(男性の束ね髪)に結いな おしました。 そして、左右の髪には髪飾りを…

天照大御神と須佐之男命

天照大御神と須佐之男命 1 「じゃあ、姉の天照大御神に挨拶 してから、母がいる根之堅州国へ 行こう」 須佐之男命は、大空の上にある高 天原へ向かって、のぼって行きま した。 力の強い大男の須佐之男命が、ど すんどすんと歩くので、大地が地 震のように…

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