2017-09-07 天照大御神と須佐之男命 童話 天照大御神と須佐之男命 2 「弟がここへ来るのは、なにかた くらみがあるにちがいない。わが 国をうばおうと思ってやってきた のではないか」 天照大御神は、急いで髪をとくと、 みずら(男性の束ね髪)に結いな おしました。 そして、左右の髪には髪飾りを、両 方の腕には勾玉がたくさんついた 八尺(やひろ)の玉飾りを、鎧の背 には千本入れの矢入れを、鎧の胸 には五百本入れの矢入れをつけま した。 つづく