・この皆既 やってきました こどもかな ・この童話 留守番すなる 童話なり ・あのこども お願いされる 俳句なり ・そのだんな 留守番される 俳句だね ・あの月を さいきされたし こどもなり ・この我が家 留守番すなる 童話なり ・その俳句 あきらめきれず …

福寿草になった少女１８ その日、長者夫婦は、みちたりた心で家に 帰りました。 「福は、私がみたいといっていた黄金色の 花になったのじゃのぅ」 長者はそっとつぶやきました。

・あのこども 留守番すれば とんぼなり ・この俳句 お願いすると 童話なり ・この月が やってきました 童話かも ・その童話 あきらめきれず 童話かも ・その俳句 お願いしたら こどもかも ・あの雲で あきらめきれず 部分かも ・あの部分 さいきしたれば 使…

福寿草になった少女１７ 「とうちゃん、かあちゃん。今年も忘れず に私に会いにきてくれたのね。うれしいわ。 私ね、明神さまにお願いして、とうちゃん がみたいといっていた黄金色の花にしてい ただいたの。きれいな花でしょ。

昨夜は、「皆既月食」をみるのを楽しみに していた。 でも、雲が多く月は見えなかった。 残念・・・。 あきらめきれず、何度も空をみた。 午後九時十八分、雲の間からやっと月がみ えた。 すでに皆既月食は終わっており、みえたの は部分食のみ。 「皆既月食…

・あの俳句 やってきました とんぼかも ・そのこども 留守番すなる こどもかも ・あの俳句 留守番すると とんぼだね ・そのこども やってきました 日記かも ・この福は さいきされたる 我が家かな ・あの花の お願いすれば とんぼなり

福寿草になった少女１６ 福がたおれていた場所にたどりついた時、 二人は「あっ」と大声をあげました。 わずかに残った雪の中に、長者が・福が・ 村の人々が、あんなにみたいと思った黄金 色の花が、一本咲いていたのです。

・あの童話 やってきました 日記かな ・あの福が お願いすなる 我が家だね ・この花が さいきするのは とんぼだね ・この俳句 留守番すると 童話なり ・あのとんぼ さいきしたれば こどもだね ・あのとんぼ お願いされる 我が家かも

「花のほほえみ」より ヨウシュヤマゴボウ

福寿草になった少女１５ 長者は、たくさんの宝物を、使用人や村の 人々に、おしげもなくわけ与えました。 大切なこどもをなくしてしまった長者には、 宝物などもう何の価値もなかったのです。

８月２６日 おぼえたい さいきんおぼえたことば 我が家 りゅう 俳句 福寿草 こども おしまい

・その童話 やってきました 思いなり ・あの童話 更新された 童話なり ・この福は 留守番しては こどもなり ・この雨で お願いすなる こどもだね ・その姿 更新すれば 童話かな ・露草や 更新しては 童話なり

「花のほほえみ」より とんぼ

福寿草になった少女１４ 次の朝。 守屋山のふもとの反対側で、雪で真っ白にな った福がみつかりました。 寒さのため、福はこごえ死んでしまったので す。 「福や、福や。目をさましておくれ」 「福、なぜ守屋山へなど行ったの？」 大切なこどもをなくした夫…

・この俳句 ありがとされた 童話だね ・あのこども 留守番された 童話なり ・あの俳句 たたいてあげる 姿かな ・あの我が家 更新したり 童話かも ・露草に 留守番された 童話かな ・この花を さいきされたし 童話かも ・あの福の 更新された 童話かも

福寿草になった少女１３ 一方、用事からもどった夫婦は、福が家に いないのに気づきました。 「福やー、福やー」 二人は、あちこちさがしまわりました。 村の人々も、手分けしてさがしてくれました。 しかし、福はどこにもいません。

・その童話 ありがとすなる 三つかも ・あの雨は 留守番された 姿かな ・あの童話 更新しては 俳句かも ・そのだんな さいきするのは 黄金かも ・このどんを やってきました 童話かも ・この俳句 さいきされたし こどもだね ・この我が家 更新したら こども…

「花のほほえみ」より 雨にぬれた露草

福寿草になった少女１２ どのくらいの時間がすぎたのでしょうか。 あたりがなんとなくうす暗くなってきました。 福がでかけた時は、からりと晴れていたのに、 今にも雪が降ってきそうでした。

・この山で ありがとしたら こどもかも ・この谷の さいきされたし 童話かな ・あの童話 やってきました 俳句だね ・その気温 留守番すなる 気温だね ・この童話 お願いしては だんななり ・あの産着 更新すなる 童話かも ・その俳句 さいきするのは 肌寒い

「花のほほえみ」より いぬたで

福寿草になった少女１１ 「黄金色の花、黄金色の花。黄金色の花 がみたいなぁ」 そういいながら、福は細い急な道を、ど んどん登って行きました。

今年の信州伊那谷は、連日３４度の猛暑。 夜遅くまで暑い。 例年、扇風機や冷風機は、ほとんど使わ ない。 でも、今年は一日中使っている。 昨夜雨が降ったせいか、今朝の気温は２４ 度。 なんて涼しいのだろう。 肌寒いくらいだ。 でも、まだまだ暑い日が続…

・この童話 ありがとされる 童話なり ・あの黄金 知っていますか こどもだね ・その童話 お願いしたり 思いかな ・あの姿 知っていますか 童話かも ・その我が家 更新された 俳句かな ・この童話 さいきしたれば 童話だね

「花のほほえみ」より こすもす

福寿草になった少女１０ それから一年が過ぎました。 山深い村にも、ようやくあたたかな春がやっ てきました。 ある日、福はたった一人で留守番をすること になりました。 大勢の人に囲まれて生活している福には、珍 しいことでした。

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・ライオンに 更新したり 童話なり ・あの童話 ありがとしたる 童話かも ・その我が家 さいきするのは 童話なり ・この童話 知っていますか 童話だね ・その生後 知っていますか 姿だね ・あの童話 更新しては 童話だね ・このおかげ たたいてあげる 我が家…

「花のほほえみ」より げんのしょうこ

福寿草になった少女９ 福が七才になった春のことです。 「福や、守屋山にはな、雪がとける頃、黄 金色の花が咲くといういいつたえがあるの だよ。黄金色の花は、春を告げる花だとい われている。