2008-01-01から1年間の記事一覧

りゅうの俳句1274

・あの次の 安心しては ありがとう ・その黄金 お願いすると 童話かも ・その黄金 安心された 黄金なり ・その童話 お願いすると 日記なり ・あの手許 読んでいただき 新しい

平成の歌10

白糸のレースのごとき蜘蛛の巣の 日にきらめきて霜のとけゆく セーターの仕上げを急ぐわが手許 今宵洗ひしセロリにほふ 鏡台も手鏡も磨きこの年の 暮れの大掃除漸く終る 立春を迎へし朝有線より 流れる「早春賦」ききて目覚めぬ

一年間ありがとうございました。

2008年も、今日で終わり。 今年は、どんな年だったでしょうか。 明日から、新しい年が始まります。 みなさま、良い年をお迎えください。 一年間、みほようこの日記を読んで いただきありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。 こちらのペー…

りゅうの俳句1273

・あの心で 生活したら 童話なり ・この年は 掃除されたる ありがとう ・新年は よんでいただき ありがとう ・あの岸を お願いしたる 新しい ・あの心が よんでいただき 落しかな

平成の歌9

防火用水を音立てて飲む野良猫の 痩せし背に秋の日のさす トンネルを抜けしまなかひに遠山峡の 盛る紅葉の山並の見ゆ 静まれる平岡ダムに影落し 飛行機雲の西に伸び行く 満天皇の落葉がくれに瑞々し 藪柑子の朱実色冴えて見ゆ

小菊

「花のほほえみ」より 小菊

井戸で鳴く黄金色のにわとり

井戸で鳴く黄金色のにわとり1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080710#p1 「井戸で鳴く黄金色のにわとり」 は、信州伊那谷にあった「大島城」 に伝わっている話をヒントにして、 みほようこが書いた物語。 「次の日」「次の日」とおせば、 「井戸で鳴く黄…

平成の歌8

新しきケースに移すコケシの顔 旅にまつはる思ひわきくる 里芋の揺るる広葉に影落し 番のトンボ群れて飛び交ふ こほろぎ一つはしる厨に幾度も 水替へて煮る栗の渋皮煮 夏疲れの特効薬と亡き母が 作りくれにき大根葉の胡麻和へ

りゅうの俳句1272

・この井戸の 話されたる 黄金なり ・湖を 安心すると 祈りかも ・にわとりを 話されたる ヒントだね ・あの歌が 話されたる 小菊かも ・この大蛇 安心される 黄金なり

水仙

「花のほほえみ」より 水仙

白駒の池物語

白駒の池物語1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20080807#p1 「白駒の池物語」は、信州佐久に ある「白駒の池」に伝わっている 話をヒントにして、みほようこが 書いた物語。 「次の日」「次の日」と押せば、 「白駒の池物語」を続けて読むこ とができます…

りゅうの俳句1271

・この青が なりだしました 童話かな ・にわとりや 話したれば 黄金かも ・この谷の 安心された 物語 ・あの井戸の 話するのは 黄金なり ・この田の面 行動すると 童話かも

平成の歌7

吾が膝にたまりし水と医者が示す 注射器の中の黄なる液体 逝きし兄に代れるものなら代りたしと 嘆き居し母の今日十四回忌 医者の身で五十才で逝きし兄の訃を 受けし日のごと郭公の鳴く 生漆の強く臭ふ工房に のみのさばきを息つめて見る

水仙

「花のほほえみ」より 水仙

火とぼし山

火とぼし山1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20071128#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 「火とぼし山」を続けて読むこと ができます。 信州の諏訪湖には、「火とぼし山」 という悲しい伝説があります。 「火とぼし山」は、その伝説をヒント にしてみほ…

りゅうの俳句1270

・この黄金 暮らせますよう 黄金なり ・この井戸で 安心したら 黄金かな ・あの黄金 安心したり 黄金だね ・この梅は 安心された 黄金なり ・この母の 話するのは 黄金かな

平成の歌6

行動範囲五十メートルときくギフチョウは 雑木林をゆるやかに舞ふ フロンガスに代る新製品の開発を 願ひつつ今朝もヘヤースプレーをする 幼な子の風邪の熱さましと石垣に 植ゑしドクダミの花白々と咲く 水ひきし田の面に反す夕光に 眩しく背を向け草をとりは…

開善寺の早梅の精

開善寺の早梅の精1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080302#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 「開善寺の早梅の精」を続けて 読むことができます。 「開善寺の早梅の精」は、信州の 伊那谷にある「開善寺」に伝わっ ている「早梅の精」の話をヒント にし…

りゅうの俳句1269

・その姿 話されたし 物語 ・この童話 約束したら 姿かな ・あの次の 話されたし 物語 ・この願いを 監視したれば 祈りかな ・この母で 話したれば 物語

平成の歌5

強まり来し夕べの風に土竜おどしの 赤白の風車音高く鳴る 蝋梅の香り漂よふ裏庭に 没らん日の光寂しみて立つ ギフチョウをひと目この目で見たきものと 監視役に山に入り来ぬ 氷河時代の生き残りときくギフチョウの 監視にきて見得し今日の喜び

瑠璃寺の青獅子

瑠璃寺の青獅子1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080926#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 「瑠璃寺の青獅子」を続けて読む ことができます。 「瑠璃寺の青獅子」より すると、滝つぼの水面に、真っ青 な獅子が浮かびあがってきました。 「うおーっ」 …

りゅうの俳句1268

・滝つぼや なりだしました 童話かも ・大声や 約束すれば 童話かも ・このあたり なりだしました 童話かも ・この声が 約束すると 電気かも ・この姿 なりだしました 童話かも

平成の歌4

黄梅を寂しき花と詠みたまひし 先生を偲び花に向ひぬ 温かき日を背に受けて前畑に 今年作らむ花思ひをり 電気店のテレビに映る吾が姿 いさび見ゆれば背筋を伸ばす 急に逝きし友の作りしほうれん草 株張りし緑に冬の雨降る

女神さまとの約束

女神さまとの約束1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20070525#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 続けて読むことができます。 「女神さまとの約束」より 「わぁー、黄金色の花!」 ふくは、大声でさけびました。 黄金色の花は、小さな水たまりの 中に咲いて…

りゅうの俳句1267

・あの黄金 約束すれば 童話かな ・この女神 なりだしました あたりかな ・あの瑠璃で 合格すれば 万年青かも ・あの獅子を なりだしました 女神かな ・あの株を いませんでした テレビだね

平成の歌3

子の大学合格祈りて小さき石に 般若心経書きしも遠き思い出 わが生きし齢と同じ昭和の世 遂に終るか三時間の後 元旦の雨に濡れて艶めけり 亡き夫植ゑし万年青のつぶら実 株植のハナダイコンの葉をぬらし いつしか雪の雨に変れり

はてなハイク

dowakan はてなハイク http://h.hatena.ne.jp/dowakan/

竜の姿をみた少女

竜の姿をみた少女1 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20080129#p1 「次の日」「次の日」と押せば、 「竜の姿をみた少女」を続けて読 むことができます。 「竜の姿をみた少女」より 「がばっ」 「がば、がばっ」 「ばしゃっ」 遠くで大きな音がしました。 そし…

りゅうの俳句1266

・この竜で はてなされたる 姿かな ・その童話 いませんでした 姿なり ・あのハイク 読んでくださった 姿かな ・この庭で いませんでした 日課かも ・あの庭は はてなされたる 夫かも

平成の歌2

桑の枯葉音たてて舞ふ農道を 日課のごとく足早にゆく 掃きよせるも松葉のみなる師走の庭 埃立つまでに白く乾きぬ スズランも岩煙草も素枯れし庭に 藪柑子の朱実色冴えて見ゆ おしなべて素枯るる中に在りし日に 夫の植ゑたる万年青勢ふ