2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

高遠しんわの丘ローズガーデンのばら

竹取物語

「竹取物語」を読んでいただき ありがとうございました。 幼い時に読んだ「かぐや姫」の 物語を思い出してくれたでしょ うか。 「竹取物語」の連載はおわりまし たが、中学生・高校生のみなさん にも、ぜひ読んでいただきたいと 思います。 竹取物語 http://…

竹取物語

帝、不死の薬を高い山で焼く 4 帝は、その山頂ですることを、勅 使に教えました。 不死の薬の壺と手紙を並べて、火 をつけ燃やすようにと、命令した のです。 帝の命令で、おおぜいの兵士を 引き連れて山に登ったことから、 この山を「士に富む山」(不死の…

竹取物語

帝、不死の薬を高い山で焼く 3 すると、ある人が、 「駿河の国にある山が、都にも近 く、天にも近いといわれています」 と答えました。 帝が、歌を詠みました。 あふこともなみだにうかぶ我が身には 死なむ薬も何にかはせむ かぐや姫からもらった不死の薬の…

竹取物語

帝、不死の薬を高い山で焼く 2 中将は、翁の家に派遣された二千 人を引き連れ、御殿に帰りました。 そして、月の都の人たちと戦った が、かぐや姫をひきとめることが できなかったとを、帝に報告しま した。 そして、不死の薬が入っている壺 と、かぐや姫の…

竹取物語

帝、不死の薬を高い山で焼く 1 かぐや姫が、月に帰ってしまった 後、おじいさんとおばあさんは、毎 日泣いています。 二人がどんなに泣いても、かぐや 姫が月から帰ってくるわけではあ りません。 二人のことを心配した人たちは、か ぐや姫が残した手紙を読…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 18 今はとて天の羽衣着るをりぞ 君をあはれと思ひいでける かぐや姫は歌をつけ、帝への手紙 に、壺に入った不老の薬を添えま した。 そして、帝に献上するようにと、頭 中将を呼び依頼しました。 中将が、壺を受け取ったので…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 17 「ちょっと待ってください。天の 羽衣を着ると、心が変わってし まいます。ひとこといっておかな くてはならないことがあります」 「姫、早くしなさい」といって、天 人たちがいらいらして待ってい ます。 姫は、帝に手紙…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 16 「さあ、姫。壺に入っている薬を飲 みなさい。穢れた地上の物をたく さん食べたから、気分が悪いこと でしょう」と、薬を持ち、姫のそば に寄りました。 姫は、その薬を少しなめ、少しだ け薬を形見として残しておこうと …

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 15 「私が、人間の国に生まれていた ならば、二人といつまでも一緒に 暮らせたでしょう。ほんとうに残 念です。私が着ていた着物を、形 見に置いていくのでみてください。 月がでた夜は、月をながめてくだ さいね。大切に育…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 14 「なぜ見送りをしなくてはならな いのだ。悲しくて、見送りなどで きない。なぜじいを捨てて、月へ 帰ってしまうのか。じいも一緒に 連れていっておくれ」 おじいさんが泣いている姿をみて、 かぐや姫はとほうにくれまし…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 13 姫を閉じこめてあった塗籠の戸も、 自然に開いてしまいました。 おばあさんは、抱いていたかぐや 姫が、籠の外へ出てしまったので、 泣いています。 かぐや姫は、泣き伏しているおじい さんのそばに寄り「心ならずも、月 …

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 12 「かぐや姫を大切に育て、二十余 年がすぎました。わずかな時間と 聞き、疑わしく思います。別の所 に、かぐや姫という人がいるので はありませんか。ここにいるかぐ や姫は、重い病気にかかってい るので、外には出られ…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 11 月の王が、おじいさんに、 「おまえは、未熟者だ。おまえが、 つつましく真面目に生きていたの で、わずかな期間だけと思い、姫 を下界におろしたのじゃ。 おまえは、竹からたくさんの黄金 を得て、大金持ちになった。姫…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 10 地上から五尺ほど上に立っている 人たちの衣装の素晴らしさ。 こんな美しい衣装は、今までみた ことがありません。 かぐや姫が乗っていく車が、一台 用意してあり、薄絹をはった天蓋 がさしかけてありました。 その中にい…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 9 その様子をみた外にいる人も、家 の中にいる人も、物の怪に襲われ たような気持になって、戦う気持 がなくなってしまいました。 気持をふるいおこし、弓をひこう とするけれど、手に力がはいりま せん。 気丈な者が弓を射よ…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 8 「姫、もう何もいうな」 おじいさんは、月の使者をうらみ、 腹をたてています。 こうしているうちに、宵もすぎ、夜中 の十二時になりました。 家のまわりが、昼間より明るく光り 輝きました。 満月の明るさを、十も合わせた…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 7 お世話になったのに、二人に何の お礼もできなかったので、月の王 にお願いしました。せめて今年だ けでもここにいさせてくださいと、 休暇の延長をお願いしたのですが、 許可されませんでした。 二人に心配をかけてしまっ…

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 6 「じいは、迎えにきた人を、長い 爪で目の玉をつぶし、髪をつか んでつき落してやる。そして、尻 をまくって、帝の兵士たちにみせ、 はじをかかせてやる」 「じい、そんな大きな声を出さな いでください。屋根の上にいる兵 …

竹取物語

帝、かぐや姫の昇天を確かめる 5 「蝙蝠一匹でも飛んだら、さっと 殺し、みせしめのため外にさらし てやろうと思っています」 兵士のことばを聞き、おじいさん は頼もしく思いました。 それを聞いた、かぐや姫が。 「戸をしめて、戦う準備をしてい ても、月…