2017-06-10 竹取物語 童話 帝、かぐや姫の昇天を確かめる 14 「なぜ見送りをしなくてはならな いのだ。悲しくて、見送りなどで きない。なぜじいを捨てて、月へ 帰ってしまうのか。じいも一緒に 連れていっておくれ」 おじいさんが泣いている姿をみて、 かぐや姫はとほうにくれました。 「じい、手紙を書いて、お別れし ます。私を思い出した時には、手 紙を読んでくださいね」といって、 姫は泣きながら、おじいさんに手 紙を書きました。 つづく