2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 9 明神さまの尾がかかっていた木は、 松ではなくひのき科のびゃくしん だったそうです。 高さは、十五メートル。 幹まわりは、三メートル。 樹齢は、約千年だったとか。 その木は、三百年位前に枯れて しまいました。 現在は、根元の部分だけが残っ …

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 8 すると、明神さまが大きな声で笑 いました。 「そうか。それはありがたい。 信濃は遠いからのぅ。 じゃあ、 わしは帰るぞ。 後はよろしくな」 そういうと、明神さまは雲にのり、 諏訪へ帰りました。 そして、諏訪湖の奥深く姿を消し ました。 その…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 7 「いやいや。降りてこなくていい。 そこにいてくれ」 「信濃は遠い。 明神よ、出雲まで でかけてくるのは大変じゃろ。 これからは、国にいてくだされ」 「会議の様子は、こちらから出向い て知らせるから」 「それがいい」 「それがいいわ」 神様…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 6 「えっ、明神さまって、龍だったの。 知らなかったわ」 「大きな龍なのね。こわいわ」 女神さまたちが口々にいいました。 「明神さまが龍だってこと、知って いたかい」 「知らなかったな」 神様たちは、みんな驚いています。 「部屋に入ろうと思…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 5 天井の梁には、樽ほどもある太い 龍が巻きついています。 龍は、真っ赤な舌をぺろぺろだし ていました。 「でかけようと思ったら、急用が できてのぅ。信濃は遠いので、遅 れてはいけないと思い、龍の姿で やってきたのじゃ。 わしの体は、この社…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 4 「一体いつまでわしらを待たせ る気だ」 待ちくたびれた気の短い神様が、 おこりだしました。 すると・・・。 「わしは、さっきからここにい るぞ」 上の方から、大きな声が聞こえて きました。 「どこにいるのじゃ」 神様たちは、あたりをみまわ…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 3 「諏訪の明神さまの姿がみえませ んが」 そのうちくるだろうと、神様たちは 雑談をしながら、明神さまが来るの を待っていました。 ところが、いつまでたっても姿を みせません。 「明神さまはどうしたのじゃ」 「会議のことを忘れているのでは」 …

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 2 十月は、神様たちが国を離れ留守に なるので、「神無月」とよばれるよ うになりました。 ある年の十月。 「さて、遅くなってしまったが、出 雲へ行ってくるか」 明神さまは、雲にのり出雲へ向かっ てとんでいきました。 出雲では、すでに各地から…

諏訪の神話「尾掛松」

尾掛松 1 昔、むかし、ずぅーと昔。 神様たちが、日本の国をおさめて いた頃のお話です。 陰暦の十月になると、神様たちは 出雲の国に集まり会議をしました。 神様たちは、思い思いの姿で出雲 に集まります。 諏訪の明神さまも、毎年出雲の国へ 出かけます…

アルストロメリア

アルストロメリア

アルストロメリア

アルストロメリア

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南アルプス

南アルプス

南アルプス

南アルプス

南アルプス

南アルプス

挿し木をした白椿

挿し木をした白椿

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挿し木をした白椿

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