2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

童話集「風の神様からのおくりもの」

「風の神様からのおくりもの」は、 みほようこの初めての童話集。 2001年8月、「鳥影社」から発行 されました。 心を病む兄のために、明神様にお参り する心優しい少女の話など4編。 信州諏訪を舞台に、長野ひろかず先生 の美しい挿絵を添えて描かれる…

りゅうの俳句877

・あの鈴の 約束すれば 童話かな ・この次で 話するのは 女神なり ・この女神 約束された 童話だね ・あの山で 話されたる 女神かも ・白鷺や びっくりしては ことばかも ・そのことば 話するのは 童話かな ・あの山で 話されたし 童話だね ・この山の びっ…

万年青の実

「花のほほえみ」より 万年青の実

火とぼし山

火とぼし山3 「どこへ引っ越すの」 「諏訪湖の西にある村。今、白鷺が飛 んでいった方向にある村だよ」 湖の西をゆびさしながら、次郎がいい ました。 「私、次郎さんと別れるなんて、いや。 ぜったいにいや」 きよは、大好きな次郎とはなれて暮ら す生活な…

りゅうの俳句876

・山彦や 知っていますよ ありがとう ・あの女神 約束された 童話かな ・そのこども 約束すれば 童話かな ・この本を お話しては 風の神 ・この童話 行くのでしょうか 童話かも ・白鷺に 読んでもらえる 童話かな ・あの童話 約束すなる 美しく ・その童話 …

やぶこうじの実

「花のほほえみ」より やぶこうじの実

火とぼし山

火とぼし山2 「きよちゃん。・・・おれ・・・」 「どうしたの。次郎さん」 「大事な話がある」 「次郎さん。大事な話って、何?」 「おれ、引っ越すことになった」 次郎が、早口でいいました。 「えっ」 きよは、びっくりして、次のことばが でませんでした…

信州諏訪の童話

りゅう、「信州運良し」なんて、うれ しいね。 みほようこの「信州諏訪の童話」を、 おおぜいのこどもたちに読んでもらえ るといいね。 信州諏訪の童話 みほようこ童話集 「風の神様からのおくりもの」シリーズ 1−4 信州諏訪の風の神様(諏訪の明神さま) …

りゅうの俳句875

・あのふくが 約束すると 女神なり ・その一つ 約束しては 童話なり ・あの声は 生活された 童話だね ・この耳で 約束したる 女神なり ・この妻が 約束したる 童話かも ・神さまを とびこみました 童話なり ・あのふくを 約束される 女神だね ・その女神 機…

白い椿

「花のほほえみ」より 白い椿

火とぼし山

火とぼし山1 第一章 西の村へ 八ヶ岳のふもと、信州の諏訪盆地には、 諏訪湖とよばれる美しい湖があります。 「おみわたり」として有名な湖でした。 「次郎さん。みて、白鷺よ」 「白鷺?」 「ほら、あそこ」 きよは、諏訪湖の上空を指さしました。 白鷺が…

りゅうの俳句874

・この女神 約束された 最後かな ・朝顔に 行くのでしょうか 童話かな ・あの女神 約束された 童話かも ・その一つ 約束される 童話だね ・あの駒は 約束された 童話かな ・あの女神 行くのでしょうか 裏表 ・あの童話 使用するのは 女神なり ・今日に 約束…

女神さまとの約束

女神さまとの約束42 女神さまの声を聞いた白駒は、「ひひ ーん、ひひーん」と、かなしそうにな きました。 そして、ふくをのせたまま、湖に「ど ぼーん」ととびこみました。 湖に大きな波がたち、ふくと白駒は、 深い湖の底に沈んでいきました。 人々は、…

ふしぎな鈴

「ふしぎな鈴」は、みほようこの三 冊目の童話。 ふしぎな鈴 裏表紙 人はなくなると その人の魂は どこへ行くのでしょうか? ふしぎな鈴 http://www.geocities.jp/dowakan/douwasyuu3.html 「朝顔のエスカレーター」「お月さま の耳かざり」の章は、小学校の…

りゅうの俳句873

・その童話 約束したら 女神だね ・この声は 約束したる 童話かも ・この家が しはじめました ビスタだね ・あの童話 約束すると 童話かな ・この駒の 知っていますよ 一つだね ・そのビスタ 約束される 女神かも ・あの童話 つれてくるのか 女神なり

女神さまとの約束

女神さまとの約束41 その時、どこからかやさしい声がきこ えてきました。 「ふく。なぜ、私との約束をやぶった のですか。 私は、あなたが、最後まで約束を守っ てくれると信じていました。

「りゅうの俳句」で試してみた。

Snipping Tool(スニッピングツール) は、Microsoft Windows Vistaに添付 されたソフトウェアの一つ。 部分的なスクリーンショットを簡単に とることができるツール。 私は、今年四月から、「ビスタ」を使 用している。 でも、今までこの機能は使用したこと…

りゅうの俳句872

・この女神 約束したり かきつばた ・この女神 約束すれば 女神だね ・あの童話 約束すなる 女神かも ・山彦や 約束すれば 女神なり ・この家は 約束したり 女神かな ・この童話 つれてくるのか 童話かな

女神さまとの約束

女神さまとの約束40 何事もなく、二日間が過ぎました。 三日目の朝のことです。 「とんとん、とんとん」 戸をたたく音がしました。 でてみると、白駒でした。 白駒は、かなしそうな顔をして立って います。 ふくは、こんなかなしそうな白駒の顔 をみたこと…

かきつばたになった少女

童話「かきつばたになった少女」より その日の夕方。 かきつばたから、きすげの花をもらっ たおばさまは、とてもうれしそうでした。 「かきつばた、ありがとう。きすげの 花をみることができて、うれしかった。 もうなにもおもいのこすことはないわ」 「おば…

りゅうの俳句871

・あの童話 約束したる 女神かも ・その一つ あきてきました 女神かも ・あの秋の 約束したり 木の実かも ・その女神 約束すなる 俳句なり ・この童話 約束しては 硫黄だね ・あの家の 紅葉された 女神なり ・翌年は 約束したる 俳句かも ・この女神 約束し…

女神さまとの約束

女神さまとの約束39 白駒は、こまってしまいました。 「三日くらいだったら、だいじょうぶ だろう」 そう思った白駒は、しぶしぶふくを家 に送っていきました。 「ふくさん、三日間だけですよ。三日 たったら、迎えにきますからね」 そういって、白駒は帰…

りゅうの俳句870

・そのおかゆ 食べていますよ 木の実なり ・その女神 約束したり 女神かな ・その女神 爆裂したる 童話だね ・あの女神 すくうことにも 童話かも ・この次で 約束すなる 女神かも ・あの名前 約束したる 名前なり ・そのまわり つれてくるのか 女神だね ・こ…

女神さまとの約束

女神さまとの約束38 秋になり、硫黄岳の木々も、赤や黄色 に紅葉しはじめました。 そんなある日。 「白駒、おねがい。私を家につれていっ て」 「ふくさん、女神さまとの約束を忘れ たのですか。約束をやぶると、大変な ことになりますよ」

竜神になった三郎

童話「竜神になった三郎」 こぼれ話 その一 「おーい、おーい。私のおっかあ、やぁーい」 諏訪博物館ができた翌年の正月、私は 信州の諏訪地方に伝わっている「竜に なった三郎」の資料をあつめに、諏訪 博物館へ行った。 その時、「おーい、おーい。私のお…

りゅうの俳句869

・あの岩場 約束された 女神かも ・あの童話 約束したり 童話なり ・あの女神 散歩されたし 木の実かも ・その女神 約束すると 女神かも ・その木の実 約束すなる 童話かな ・この女神 約束された 地方だね ・その俳句 約束すれば 名前だね ・この一つ 約束…

女神さまとの約束

女神さまとの約束37 部屋の中はあたたかでしたが、半年 間は毎日白い雪をみてくらさなくて はなりません。 ふくは、けわしい岩場の生活に、だ んだんあきてきました。 病人をすくうことにも、むなしさを 感じるようになっていました。

竜神になった三郎

竜神になった三郎 http://www.geocities.jp/dowakan/saburou1.html 信州の諏訪地方には、「竜になった 三郎」という伝説があります。 「竜神になった三郎」は、その伝説を ヒントにして、みほようこが書いた物 語。 「竜神になった三郎」は、みほようこ の二…

りゅうの俳句868

・あの岩場 約束したる 女神かな ・この女神 約束したる 女神なり ・ロケットや 約束すると おじいさん ・この女神 約束したる 俳句だね ・あの人を 約束すなる 童話なり ・この女神 散歩されたし 女神かも ・あの心の 約束したり おじいさん ・足腰や 約束…

女神さまとの約束

女神さのとの約束36 病人の食べ物は、白駒が運んでくれま す。症状にあわせ、おかゆなどを届け てくれました。 ふくの食べ物は、小さな赤い木の実だけ。 その木の実を、一つ口にすると、なぜ かおなかがいっぱいになりました。 「白駒。これ、何の木の実?…