2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

りゅうの俳句

りゅうの俳句1574 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20091028#p4

黄金色のまゆ玉

黄金色のまゆ玉1 http://d.hatena.ne.jp/youko510/20090103#p1 信州の諏訪湖には、「おみわたり」 の伝説があります。 「黄金色のまゆ玉」は、おみわたり の伝説をヒントにして、みほようこ が書いた物語。 「黄金色のまゆ玉」より 次の朝。 「なんだ、これ…

花のほほえみ

「はてなフォトライフ」の、 「花のほほえみ」を更新しました。 花のほほえみ1 http://f.hatena.ne.jp/youko510/ 花のほほえみ2 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/ 「花のほほえみ」より 福寿草

黄梅

「花のほほえみ」より 黄梅

福寿草の童話ー風の神様から聞いた話 

みほようこが書いた「福寿草の 童話」を、二つ紹介します。 ・ 守屋山に黄金色の花が咲いた ・ 福寿草になった少女 守屋山に黄金色の花が咲いた http://www.geocities.jp/dowakan/moriyasan1.html 「守屋山に黄金色の花が咲いた」 は、みほようこの初めての…

女神さまとの約束

童話「女神さまとの約束」は、 みほようこの五冊目の童話集「竜 の姿をみた少女」に、収録されて います。 童話「女神さまとの約束」 http://d.hatena.ne.jp/dowakan/20010102#p1 童話集「竜の姿をみた少女」は、 昨年12月に、「鳥影社」から発 行されまし…

南アルプス

「花のほほえみ」より 南アルプス

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま18 「みごとな石じゃのぅ。 この石は、タケルとチハヤのみが わりの石かもしれんのぅ」 和尚は、石をみて、そうつぶやき ました。 「わん、わん、わん」 石のまわりを、タケルとチハヤが、 うれしそうにとびまわっています。 三穂の人々は…

まんさく

「花のほほえみ」より まんさく

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま17 よほどおなかがすいていたのでしょ うか。 二匹の犬は、あっという間に、えさ を食べてしまいました。 すると、 「和尚さまー、和尚さま」 小僧が、和尚の部屋へ、とびこんで きました。 「なにごとじゃ」 「裏の畑に、大きな石がこ…

ヒマラヤゆきのした

「花のほほえみ」より ヒマラヤゆきのした

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま16 すると、 「わん、わん」 「わん、わん、わん」 どこからか、犬の声がしました。 そして、タケルとチハヤが、石の中 からとびだしてきました。 「タケル」 「チハヤ」 和尚は、二匹の犬をだきしめました。 犬たちは、和尚の顔をぺろ…

水仙の芽

「花のほほえみ」より 水仙の芽

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま15 大きな杉の木の根元に、犬の形を した二つの石がころがっています。 「タケル、チハヤ。なぜ石になっ てしまったのじゃ」 和尚は、二つの石をなでました。 そして、お経をあげました。 二人は、石になった犬たちをつれ て、寺へ帰り…

梅の花

昨日、「わが町で一番早く咲く梅」 をみに行ってきました。 七輪ほど花が咲いていました。 わが家の梅は、まだつぼみが堅く小 さい。 早くても、三月半ば頃でないと花が 咲きません。 梅の花の写真をどうぞ。 http://f.hatena.ne.jp/dowakan/?page=36 http:/…

ぼたん芽

「花のほほえみ」より ぼたん芽

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま14 「観音さま。身の危険を感じたと いえ、観音さまの化身である鹿に、 わしは矢をむけてしまいました。 どうか、このわしを許してください。 わしは、今日まで、たくさんの鹿 を殺しました。 なんて罪深いことをしていたので しょう。 …

「花のほほえみ」より 梅

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま13 「そういうことになるかのぅ」 「和尚さま。わしは、おそれおお くも、観音さまに矢をむけてしま いました。 どうしたらいいんじゃ」 三郎は、観音さまに矢をむけたこ とを、くやみました。 すると、 「三郎さは、あけてもくれても、…

梅つぼみ

「花のほほえみ」より 梅つぼみ

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま12 「どうしたのですか。和尚さま」 「三郎さ、みてごらん。観音さま の頭から、小さな観音さまが一つ 消えている」 「観音さまが、一つ消えている?」 「ほら、あそこ」 よくみると、小さな観音さまが、一 つ消えています。 「ほんとう…

「花のほほえみ」より 梅

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま11 「三郎さ、どうしたのじゃ」 「タケルとチハヤは・・・石になっ ていました」 「石に? どういうことじゃ」 愛犬たちが石になってしまったと 聞き、和尚はおろおろしています。 こどものようにかわいがっていた タケルとチハヤですか…

木の芽

「花のほほえみ」より 木の芽

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま10 「和尚さま。その鹿は・・・」 「どうした。三郎さ」 「目の前から、突然消えてしまっ たのです」 「なに? いとめた鹿が、消えて しまったと。 三郎さ、夢でもみていたのではな いのか」 「いいえ、和尚さま。 わしは、夢なんかみて…

「花のほほえみ」より 梅

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま9 「裏山に、こんなものが落ちてい ました」 「これは、観音さまではないか」 「はい、和尚さま。裏山へ行くと、 大きな黄金色の鹿が、わしにおそ いかかってきました」 「なに? 黄金色の鹿だと。 この世に、そんな鹿がいるのか」 「い…

まんさく

「花のほほえみ」より まんさく

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま8 そして、観音さまの横には、犬の 形をした石がころがっています。 「なんだ、この石は?」 よくみると、タケルとチハヤにそっ くりな石でした。 「タケルとチハヤが、石になって いる。なぜだ」 黄金色の大きな美しい鹿。 ぴかっぴかっ…

鹿になった観音さま

鹿になった観音さま7 「黄金色の鹿は、どこへ消えてし まったのだろう」 三郎は、鹿をさがして、山の中を 歩きました。 気がつくと、タケルとチハヤの声 が聞こえません。 「タケル」 「チハヤ」 三郎は、大きな声で、犬たちをよ びました。 でも、犬たちは…