2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

りゅうの俳句1213

・あの村の 落ちていました 童話かも ・このつぼみ 心配される つぼみかな ・この気持 どうだんつつじ たんすかな ・そのさかん 紅葉される 物語 ・馬小屋を 乗って行くのに 用事だね

白ばらつぼみ

「花のほほえみ」より 白ばらつぼみ

白駒の池物語

白駒の池物語86 片足が穴にはまっています。 耳をすますと、「たったった、たっ たった」という足音は、もう聞こ えません。 「ああ、こわかった」 清太は、大きなため息をつきました。 穴から足をぬこうとした時、どこ からかいいにおいがしてきました。 …

りゅうの俳句1212

・この村の どうだんつつじ 童話だね ・この童話 乗って行くのに 物語 ・その眠り びっくりされる 童話だね ・馬小屋や はまっています においかも ・この馬は どうだんつつじ 物語

紫式部実

「花のほほえみ」より 紫式部実

白駒の池物語

白駒の池物語85 しばらくすると、 「たったった」 「たったった」 どこからか、足音が聞こえてきま した。 足音は、だんだんに近づいてきます。 「誰だろう?」 あたりをみまわしましたが、誰も いません。 清太は、その足音から逃げるよう に、湖のまわり…

りゅうの俳句1211

・この花の へっていたのに つぼみかも ・この一つ びっくりしたり 気持かも ・このまわり 落ちていました さかんかな ・あの後 紅葉したら おなかかも ・この声は へっていたのに 後なり

しおん

「花のほほえみ」より しおん

白駒の池物語

白駒の池物語84 「早くこっちへおいでー」 女の人は、さかんに手をふってい ます。 「きよちゃーん。今行くからねー。 待っていてね」 そうさけぶと、清太は、湖の中へ 一歩足を入れました。 その時です。 「ぐいっ」と、後から強く肩をつ かまれました。 …

りゅうの俳句1210

・その童話 よいのだろうか 童話なり ・この肩で びっくりすれば 童話かも ・この力が なってきました 俳句だね ・湖を あるのだろうか 童話なり ・あの肩が 紅葉しては つぼみかも

楓の紅葉

「花のほほえみ」より 楓の紅葉

白駒の池物語

白駒の池物語83 湖のまわりを歩いているうちに、 清太の心は再びゆれはじめました。 いっそ、この湖で死んでしまおうか。 いやいや、そんなことをしてはいけ ない。おらが死ねば、きよちゃんが 悲しがる。 きよちゃんを悲しますことだけはし てはいけない。…

りゅうの俳句1209

・その小菊 紅葉したる つぼみかも ・この家で してはいけない 物語 ・この心が 紅葉したり 向こう岸 ・あの湖面 いらだっていた 俳句なり ・あの童話 にぎってくれた 物語

まさきの実

「花のほほえみ」より まさきの実

白駒の池物語

白駒の池物語82 初めてきよに会った日のこと。 きよと、座禅草をみに行った日の こと。 霧ケ峰高原へ、ゆうすげをみにい った日のことなど。 いろいろなことが、なつかしく思 い出されました。 これからどうやって生きていった らよいのだろうか。 おらは…

りゅうの俳句1208

・高原や 座禅されたし 童話かも ・湖や みているうちに もみじかも ・このもみで 座禅したれば 物語 ・高原や よいのだろうか 気持かな ・このそばが 座禅されたる なつかしく

まゆみの実

「花のほほえみ」より まゆみの実

白駒の池物語

白駒の池物語81 八年間、おらのことを、実のこども のようにかわいがってくれた長者が、 あんなひどいことをいうなんて・・・。 清太は、長者の気持がわかりません。 長者は、おらのことを、よく働く使 用人としかみていなかったのか? おらの家は、貧乏だ…

りゅうの俳句1207

・湖を 座禅するのは なつかしく ・このもみの あるのだろうか 三つかな ・湖を なってきました 美しい ・たくさんは みているうちに 緑色 ・あのそばで よいのだろうか まわりかも

小菊つぼみ

「花のほほえみ」より 小菊つぼみ

白駒の池物語

白駒の池物語80 「湖だ!! やっと湖をみつけたぞー」 清太は、大声でさけびました。 湖のほとりでは、もみじやななか まどの葉が、真っ赤に紅葉してい ます。 その姿が、湖面にうつりきれいで した。 「なんて美しい景色だろう。 きよちゃんにみせてあげ…

りゅうの俳句1206

・湖を 紅葉したる 物語 ・その気持 こらえきれずに 美しい ・この木の あらわれました 湖面だね ・あの木が 紅葉したら つぼみだね ・この木の みているうちに 童話かも

やぶこうじの実

「花のほほえみ」より やぶこうじの実

白駒の池物語

白駒の池物語79 「ゆうすげの花をみにいった時に 食べたおにぎりは、うまかったな」 清太は、きよがにぎってくれたお にぎりを、なつかしく思い出しま した。 しばらく歩いていくと、こめつが・ しらびそ・もみなどの森がありま した。 大きな木の根元には…

りゅうの俳句1205

・あの小菊 紅葉したり 三つだね ・その思い あるのだろうか 物語 ・この実で 紅葉しては 思いだね ・根本を にぎってくれた 小菊だね ・この木の いらだっていた 物語

まゆみの実

[花のほほえみ]より まゆみの実

白駒の池物語

白駒の池物語78 「きよちゃんと一緒にきたかった な」 そう思うと、急に涙がでました。 清太は、こらえきれずに大声で泣 きました。 五分後、思いっきり泣いたせいか、 気持がすーと楽になりました。 麦草峠の近くに、もみやつがなど の原生林があると聞い…

りゅうの俳句1204

・その三つ あるのだろうか 物語 ・原生に お願いすると 物語 ・このもみで あるのだろうか 雪柳 ・原生を 紅葉すると 物語 ・山道を あるのだろうか 気持かな

雪柳紅葉

「花のほほえみ」より 雪柳紅葉

白駒の池物語

白駒の池物語77 清太は、誰も通らない山道を、きよ のことだけ考えて歩きました。 暗闇の中で、清太の足音だけが聞こ えます。 「さみしい道だな」 清太は、ふぅーと大きな息をはきま した。 しばらくいくと、東の空がだんだん に明るくなってきました。 …