2017-06-12 竹取物語 童話 帝、かぐや姫の昇天を確かめる 16 「さあ、姫。壺に入っている薬を飲 みなさい。穢れた地上の物をたく さん食べたから、気分が悪いこと でしょう」と、薬を持ち、姫のそば に寄りました。 姫は、その薬を少しなめ、少しだ け薬を形見として残しておこうと 思いました。 姫が、薬を形見の着物に包もうと すると、天人がとめました。 そして、天の羽衣を取り出し、無 理やり姫に着せようとしました。 つづく