帝、かぐや姫の昇天を確かめる 8 「姫、もう何もいうな」 おじいさんは、月の使者をうらみ、 腹をたてています。 こうしているうちに、宵もすぎ、夜中 の十二時になりました。 家のまわりが、昼間より明るく光り 輝きました。 満月の明るさを、十も合わせた…
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