2018-12-17 竹取物語 童話 [童話]竹取物語 竹取物語 78 第六章 大伴御行大納言と龍の頸の玉 13 大納言は、立ったり座ったりして、 千回位神様に祈りました。 祈りがきいたのか、やっと雷が鳴 りやみました。 でも、まだ強い風が吹いています。 「やはり、龍のしわざだったのだ。 今吹いている風は、よい方向に向 かって吹いている」 大納言は、船頭のことばも、耳に はいらぬようでした。 つづく