一人静


我が家の庭の「一人静」が、
三日ほど前、かわいい芽を
だしました。
今はかわいい花が咲いています。




「一人静」なんて、素敵な名前ですね。
誰が名前をつけたのでしょうか。




一人静(ひとりしずか)


センリュウ
別名  吉野静
「静」は、静御前のこと



花穂が一本であることから、一人静と
よばれる。
花穂が二本のものを、「二人静」という。
茎は、紫褐色をしている。
茎の緑色のものを、「青軸ひとりしずか」
といい、珍重される。





  君が名か 一人静と いひにけり

     (室生犀星
   



このごろ、花をみても、花の名前が思い出
せないことが多い。
「一人・・・」まではわかったが、「静」
がちっとも思い出せない。
しばらくして、やっと名前を思い出した。
ぼけてきたのかな・・・?




二年前、車にはねられた時、妹が医者にた
ずねたことば。

「姉の頭は、大丈夫でしょうか?」
「全身打撲していますが、頭はたぶん大丈
夫だと思いますよ」と、医者はいった
けれど、少しは影響があるのかな?