きあげはの旅立ち


昨日までに、三匹のきあげは
が羽化しました。 
午前中、三匹のきあげはを、外へ
はなしてあげました。 いよいよ
きあげはの旅立ちです。




一匹は、すぐ裏の林へむかってとんで行
きました。 後の二匹は、なごりおしそ
うに、日本水仙の花の上へとまっていまし
た。 五分位とまっていたでしょうか。
一匹が風にのり、元気にとびたちました。
「さようなら、またあいましょうね」と、
きあげはとお別れをしました。




最後の一匹は、なかなかとびたちません。
しかたがないので、日本水仙から都わすれ
の花へきあげはをうつしました。




十分後、きあげはをみに行ったら、きあげ
ははまだ都忘れの花の上にいました。
しばらくすると、最後のきあげはも元気に
とびたっていきました。
「いつかまた、この庭へ戻っておいでー」と、
私はきあげはをみおくりました。




たかがきあげはですが、約半年一緒に暮らし
た虫なので、愛着もあります。
元気で暮らしてほしいと思います。




きあげはたちは、これからどこへ行くので
しょうか。 たまごをうむ時には、我が家
の庭へ、また戻ってきてほしいものです。




昨年十月末、庭のししうどにいたきあげ
はの幼虫をとってきました。 もうすぐ
さなぎになりそうな幼虫でした。十数匹
いたと思います。




最初きあげはの羽化の写真をとった頃は、
卵の時から飼育していました。
しかし、何日もえさをやるのが大変なので、
二年前からは、さなぎになる直前まで、幼
虫をししうどにおきます。





さなぎになる直前の幼虫は、余りにもグロ
テスク。 美しいちょうになるとわかって
いるから飼育できるのでしょうね。 中に
は、えさをやるたびに、橙色のつのをだし
威嚇する虫もいます。 




「えさをやるのだから、おこらなくても大
丈夫だよ」といいきかせながら、ししうど
の交換をするのですが・・・。 威嚇する
というより、何をされるのかわからないか
ら恐いのかもしれませんね。




後、七匹位のさなぎがいます。 このさな
ぎたちは、いつ羽化するのでしょうか。

ホームページに「きあげはの羽化」の写真
をのせてあります。
良かったら、羽化の写真をみてください。



http://www.geocities.jp/dowakan/index.html